フェラーリの中でも乗り心地の良いF488その中でもルーフを開け放つことができるスパイダーはより心地の良い走りになっています。
施工するFenix Scratch Guardはスプレーで塗装するタイプのペイントプロテクションフィルムです。
ペイントプロテクションフィルムは自動車の塗装面の外側にあるクリア層の外側に保護膜を作り上げ、塗装を保護します。
一般的な自動車の塗装の厚さは約100μmです(パーツ、車種によって大きく異なります)。
そのうち保護層であるクリア層の厚さは40％の40μmしかありません。
Fenix Scratch Guardの作り出す保護膜は150から200μm。
剥がすことが可能なタイプのプロテクションフィルムですので、深いキズが入った際などは取り外すことができますが、少しのキズであればポリッシャーで磨き上げることで美しい艶を取り戻すことができます。
まずは施工前の塗装の厚さを計測します。
フェラーリ F488 スパイダーのボンネットの厚さは208μm、フェンダーが242μm。
今回はフロントバンパー、ボンネット、フロントフェンダー、ヘッドライト、ミラー、ステップカバーへ施工していきます。
Fenix Scratch Guardは膜に厚みがあるため、板金塗装のように施工する前に各パーツごとに分解して塗装ブーツで施工を行う必要があります。
今回はバンパー、ヘッドライト、フォグランプ、フェンダー内のインナーを取り外して施工していきます。
上の写真はバンパーとヘッドライトを取り外した様子。
塗装面の上に凹凸などができないようにマスキング作業を行なってからスプレーの塗布を行っていきます。
分解したパーツも同様に丁寧にスプレーを塗布し乾かすという作業を繰り返し行っていきます。
下の写真はそれぞれのパーツに10回ほどFenix Scratch Guardを塗り重ねた様子です。
10回塗布した段階でもすでにかなりの艶が出ていることがお分かりになると思います。
このあと数回スプレーを塗り重ねたうえで、分解したパーツを組み立て表面を磨き上げていきます。
研磨まで完了した様子が下の画像です。
ボンネット400μm フロントフェンダー405μm
フェラーリ F488 ｽﾊﾟｲﾀﾞｰのFenix Scratch Guard施工が完成です。
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新発想、スプレーで施工する塗装タイプのペイントプロテクションフィルム「Fenix Scratch Guard」。
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傷や飛び石からボディを強力にガードします。
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【VWアルティオンマットグレープロテクションフィルム施工事例】
純正ガンメタリックカラーから、Fenixマットグレーにカラーチェンジペイントプロテクションフィルム施工事例。
Before＆After
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