Fenix ScratchGuard
施工事例

ポルシェ マカン Fenix Scratch Guard ペイントプロテクションフィルム施工

Fenix Scratch Guard(フェニックス スクラッチガード)はスプレーで塗装するペイントプロテクションフィルムです。

今回は大阪府の「ポルシェ マカン」へ施工したFenix Scratch Guardの事例を紹介させていただきます。

自動車の塗装は板金の上に塗装面があります。

その塗装面の外側はクリア層と呼ばれる塗装面を保護しツヤを出す層になっています。

純正の塗料の厚さは約100μm(1/10mm)しかなく、そのうちクリア層は約40μm程しかありません。

Fenix Scratch Guardは「スプレーでの塗布・乾燥」の工程を15回ほど繰り返すことによってクリア層の外側に150~200μmのプロテクションフィルムを作り上げます。

Fenix Scratch Guardによってできたクリア層の約4~5倍ほどの膜は、クリア層につく細かなキズを防ぎます。

万が一、塗装面にまで達するキズが入った場合には、プロテクションフィルムを剥がすことも可能ですが、剥がさなくてもポリッシャーによる研磨で修復することもできます。

そのため、美しい塗装面を長期にわたって維持することができ、フィルムを剥がす必要がありません。

施工前の膜圧の計測。

ボンネットが130μm。

ボンネットの外側は126μm。

Fenix Scratch Guardの施工を行う際には、板金塗装の作業と同じようにパーツごとに分けマスキングしていきます。

ここでは取り外したバンパーをフォグランプと分け、マスキングを行っています。

施工後、外見からプロテクションフィルムを使用していることが判別できないよう仕上げますので、マスキングには細心の注意を払って施工しています。

施工途中のボンネットの画像です。

約10回塗り重ねてあります。

この状態でも納車できるレベルですが、更に艶感を出すために更に塗り重ね研磨作業を行います。

以下は施工が完了したあとの様子です。

まずは膜厚の計測です。

ボンネットが500μm。

ボンネットの外側380μm。

ポルシェ マカンFenix Scratch Guard施工が完成です。

飛び石対策など塗装面をプロテクションフィルムで保護することをご検討されているお客様はFENIX JAPANにお任せ下さい。